障がい者スポーツのルール説明だけに限らず、
障がい者スポーツや障がい者理解につながる小講義を行い、
子どもたちにスポーツ体験だけではない深い学びを
してもらいます。
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- 正式なコートはバレーボールコート1面(9m×18m)ですが、多くの児童・生徒に体験をしてもらうために、約7m四方のエリアにゴール代わりのカラーコーンと守備ポジション用のラインと投球ラインを貼ります。守備ポジション用ラインには正式なコートと同じようにタコ糸を入れます。
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- パラリンピックの理解、障がいに関する理解、競技に関する理解、インクルーシブ社会の理解、ゴールボールのルールについて映像とスライドを交えて講義を行います。
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- ゴールボール、アイシェード、タコ糸の入ったラインを子どもたちに触れてもらいます。ボールから聞こえる鈴の音、アイシェードをすると何も見えないこと、手の感覚だけでタコ糸を探すことなどを体験してもらいます。
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- アイシェードをして、目が見えない状態でタコ糸を頼りに歩いてもらいます。ボールの受け渡しリレーをしても良いでしょう。
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- 守備の基本姿勢、ブロックの姿勢(体全体で壁を作ることやボールが顔に当たらないように、腕の後ろに顔を隠すことなど)について説明します。構えの基本姿勢からブロックの姿勢に移る動作を繰り返し練習します。慣れてきたら、目を閉じて、ボールの音が聞こえた方向へ動けるか試してみましょう。
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- 攻撃チームと守備チームに分かれて、1人1球ずつ投げます。1コート3チーム編成の場合には、1チームは守備チームの後ろで待機して、投球後にボールがどこへ行ったかを説明したり、ポジションが分からなくなった人に声をかけてあげたりすると良いでしょう。
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- ゴールボールの理解だけにとどめず、ゴールボール体験を通したインクルーシブ社会の理解が深まるように子どもたちへ問いかけをしましょう。
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